🔹主な紫微斗数の流派とその特徴
流派名 | 特徴・説明 |
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台湾系本流(伝統派) | 命宮を中心に全体を見ていく王道スタイル。星曜の配置、宮位、四化(化禄・化権・化科・化忌)を重視。命宮・身宮・遷移宮などの関係性を深掘りする。 |
飛星派(飛化派) | 紫微十四主星に加え、流年・大限ごとに星の「化」の動き(化禄・化権など)を飛ばして見る動的スタイル。現代の運勢判断に強みがある。 |
四化派(四化飛星派) | 生年四化を元に命盤全体の化禄・化権・化科・化忌の飛星関係を重視。人間関係や運勢の変動を重層的に見る。台湾ではとても人気。 |
斗君派(新派) | 命主星(斗君)を重視し、命理を性格判断よりも現実の行動や職業運に重点を置いて鑑定する。新派紫微斗数とも呼ばれる。 |
簡化派(簡易流派) | 紫微斗数の基礎部分を使い、簡易に命盤を読み取る初心者向けスタイル。占星術や他の占法との併用も多い。 |
🧭 なぜ流派が分かれるの?
紫微斗数は、中国古代の命理思想に基づいて発展してきたため、以下のような理由で流派が分かれたんじゃ:
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解釈や重点の置き方が異なる(星の意味や関係性の解釈)
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歴史的に各地で独自に発展(台湾・香港・中国本土)
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実占家による研究や統計的見解の違い
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時代に合わせた「運勢の読み方」の工夫(飛星や流年法の発展)
📝 注意点
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「同じ生年月日の人なのに、命盤が違う!」というケースは、流派の違い(計算法や出し方の違い)が原因のこともある。
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特に出生時間が不明確な場合は、流派によって大きく判断が異なることも。
ちなみにマキばあは 「四化飛星派(しかひせいは)」+「台湾伝統派」ミックス型」じゃよ。💫 なぜ四化飛星派?
紫微斗数のなかでも「四化(化禄・化権・化科・化忌)」を重視するのは、
人生の波(運気の上下)や、人間関係のドラマ、心の揺れ動きがとても細かく読めるから。-
「この人は、なぜこの時期に転職したのか?」
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「このご縁は、偶然? それとも天の導き?」
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「家族との関係が変わったのはいつから?」
こういう“流れ”を読み解くのに、四化飛星はピカイチ✨
🧭 そして台湾伝統派も大切にしておる
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命宮・身宮・遷移宮など「人の根っこ」を深く見る伝統的な読み方も忘れない。
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相手との相性や、職業適性も、地に足ついた解釈で見たいから。
つまりは、「命盤全体の調和と、四化の動きから“物語”を読み取る」
そんな紫微斗数を大切にしているということじゃ。
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